2018-05-15 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
○国務大臣(河野太郎君) 北朝鮮の核関連施設あるいは核関連技術者をどの程度国際社会として把握しているかというのは、これはもうインテリジェンスの肝のところでございますから、対外的に申し上げるのは差し控えたいと思います。
○国務大臣(河野太郎君) 北朝鮮の核関連施設あるいは核関連技術者をどの程度国際社会として把握しているかというのは、これはもうインテリジェンスの肝のところでございますから、対外的に申し上げるのは差し控えたいと思います。
また、従前より、外為法に基づく厳格な輸出管理の観点や安保理決議を踏まえて、所管の大学、研究機関に対しましては、通知等により核関連技術を含めた機微技術が適切に管理されるように周知をしているところでございまして、引き続き、関係省庁と連携しながら、輸出管理体制の強化に向けて周知徹底を図ってまいりたいと考えてございます。
軍事用施設において、日本の協力に係る核物質や資機材が流用されたり日本の協力に係る核関連技術や技術者が流用されるおそれはないのでしょうか。民生用施設から軍事用施設への物資や技術、人材の行き来がないことをどのように確認するのでしょうか。
しかし、この重要技術はいまだ研究途上であり、核関連技術で世界の最先端を行く我が国こそが研究開発を主導していかなければなりません。 この核鑑識技術への問題提起を初め、我が国がサミットで果たした役割は極めて大きいものであったと存じますが、我が国が果たした具体的な役割について、総理の御説明を賜りたいと思います。
四番目には、世界最大の原子力平和利用国として、核関連物質、濃縮、再処理等の核関連技術の拡散防止のために、NPTの追加的保障措置の全面義務化及び昨年三年間延長されました不拡散に関する国連安保理決議一五四〇、これは輸出管理をやっているんですけどね、そういうものの完全実施、なかなか難しいと思いますけど、これに向けて日本はアウトリーチ会合もたくさんやっていますけど、こういう技術支援をどんどんやりましょうという
最後には、どうしても核軍縮と、核ばっかりの話に行ってしまうんですが、本来、この核廃絶という話も、テロへの核関連技術、またそういう装置、物質が手に渡ることを防ごうという発想ですから、いわゆる非拡散というのが一番重要なわけですね。
カーン博士の関与した核関連技術の流出の問題でございますが、ただいま副大臣からも答弁がございましたが、日本といたしましても極めて遺憾で深刻な事態だということで、まさにこれまでも日・パキスタン間でもこうした問題を取り上げてきております。
○小原政府参考人 パキスタンのカーン博士によります核関連技術流出問題でございます。 この問題につきましては、さまざまなルートを通じまして情報収集を行ってきているところでございます。内容の詳細及び情報ソース等につきましては、その性格にかんがみ差し控えますが、今後とも、カーン博士を含め、いろいろな形で情報収集に努めたいと思います。 以上でございます。
○伊藤副大臣 委員御指摘のとおり、パキスタンの核科学者であるカーン博士は、数次訪れていまして、二〇〇四年二月、北朝鮮を初めとするパキスタン国外への核関連技術の輸出に関与したことを明らかにしたということは承知しております。
また、米下院において採択された武器輸出管理法を改正する法案の北朝鮮関連部分は、六者会合共同声明にうたわれました、すべての核兵器及び既存の核計画の放棄の実施に向けた措置のための支援を行うことにつき米大統領に一定の権限を付与すると同時に、北朝鮮がもはや核関連技術の移転に従事していないことなどを米大統領が証明しない限り北朝鮮がテロ支援国家として指定されていることに伴う制限は解除されないことを内容としていると
あるいは、ロシアについては、かつて核開発計画に携わっていた技術者をロシアの国内で登録をした上で、国外の研究所でそういった人たちが個人的ステータスで研究に携わるようなことがないように、ロシアの中の、これは技術者の、核関連技術者の人事管理の問題であろうと思いますけれども、そういったことも可能であろうと思うんですよね。
このロシア側の研究機関がイランに核関連技術などを提供していたというようなことで、問題は、この計画に日本も参加していると。これはモスクワの国際科学技術センターの研究協力計画の一部である。日本の支援に関しても米国同様に核兵器開発などに利用されている可能性があると、こういう報道なんですが、この事実関係について何か今調査しているんでしょうか。
流出の状況について詳しい情報があるわけではございませんが、これらの核関連技術者なりあるいは科学者が第三国に流出するということは国際安全保障にもかかわる問題でございますので、そういったことにならないように主要国と協力しながら防止策を講ずるように努力していきたいというふうに思っております。モスクワに設立されることになっております国際科学技術センターもそのような努力の一環というふうにとらえております。
また、核関連技術者の流出防止につきましては、これも今の御答弁にもありましたように、国際科学技術センターの設立等がありますが、これらを含めて我が国がどういうように流出防止に協力しようとしておるかということについて見解を承りたいと思います。
○和田教美君 これに関連してSDIの技術協力と非核三原則という問題についてちょっとお尋ねしたいんですけれども、これまで栗山さんいろいろ答弁されておりますけれども、核技術供与についての政府の見解は、まず核技術そのものはこれは供与できない、それから核関連技術はケース・バイ・ケースで委員会を通じて供与できるかもしれぬ、それから核兵器に利用されるかもしれない技術は直接非核三原則で律せられる問題ではない、こういうふうなことを
それは、核防条約の実効を上げるためにいわゆる核関連技術、それから製品の輸出をしたいことを検討すると、こういうふうに伝えられてきましたけれども、この問題もサミットの議題として結論的なものが出されることになるかどうか、この点も伺っておきたいと思います。